アコヤ真珠とは
アコヤ真珠とは、日本で作られるアコヤ貝から採れる真珠で、他の真珠と比べ繊細さが違うと言えます。
四季のある日本で育った真珠は、きめの細かさや色合いが他の真珠と違い、6ミリから10ミリと比較的小さな物が多いですが、貝自体の鮮やかな色合いが 珠に反映され、その美しさが特徴です。
アコヤ真珠の選び方
真珠は生きている貝で育つ貴重な宝石
ネックレス一本を造るのに、貝の命がどれだけ費やされているのでしょう。
この輝きは極めてきめ細かく、なんとも言えない優しさを演出してくれます。
真珠の選びの基本は以下の7点です。
①大きさ
②輝き
③キズの有無
④巻き
⑤形
⑥色
⑦連相(ネックレスにしたとき統一感があるか)
真珠自体は、母貝と同じ成分のため、使用していると年々変化してしまいます。
お洋服と同じように、真珠も良いものをより長くお使いになる為には、お手入れが必要になってきます。
着用後は、柔らかい布でさっと拭くだけで長くお使いになっていただけます。
真珠の身に着け方
【冠婚葬祭のマナー】
真珠は主に、冠婚葬祭の場面で役立ち、よく見かけるジュエリーです。
シーンに合わせ、自分に合った大きさ,長さを考え、早めに準備しておきたいものです。
また、20歳の記念や嫁入り道具として、真珠を貰ったという人も多いのではないでしょうか?
真珠は大人の女性のたしなみとして、マナーを知った上で身に着けると理想的なフォーマルスタイルを叶えてくれます。
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お悔みの席では…
真珠は、フォーマルシーンで欠かせない存在です。
皇室や王室の方も公の場で身につけられるほど、世界的に見ても格式の高いジュエリーです。
また、本来飾り立てる必要のない弔事の場でも、“涙”を象徴する真珠は、“悲しみを添える”という意味で着用が一般的です。
真珠の長さは、ご自身の鎖骨ラインにかかる、長さのものがお勧めです。
ひとつ持っていれば、どんな冠婚葬祭にも対応できます。
ロングネックレスと言われる75cm以上の長さはカジュアルシーン,パーティーシーンの印象が強く、おすすめできません。
また、お悔やみの席では重ねづけは“繰り返す”という意味合いを持ち、こちらも好まれません。
一粒パールを使用したネックレスもチェーンのシルバーカラーやゴールドカラーが華やかな印象を与える為、避けたほうがよいでしょう。
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お祝いの席では…
お祝いの席では、さまざまなデザインの真珠のジュエリーを身に着けられます。
お悔みではおすすめできない重ねづけも、“幸せの繰り返し”という意味をもたらし、好感が持たれるコーディネートです。
また、大粒のアコヤ真珠や、南洋真珠などのボリュームのあるものや、バロック真珠等のデザイン性の高い真珠もおすすめです。
その際、ネックレスだけではなく、耳元も合わせてコーディネートすると、華やかな印象を持たれます。
真珠の色もドレスに合わせて、シルバーカラーやゴールドカラーを選んでもオシャレですね。
ただし、結婚式等の席では、花嫁より華美になりすぎないよう、注意が必要です。
真珠の大きさ
真珠を選ぶ時は、粒の大きさにも注意が必要です。
昔に比べて近年は大粒化しており、直径7.5~8.0mm又は、8.0~8.5mmが人気です。
成人やご結婚のお祝いでは、“ファーストパール”として、7.0~7.5mmの真珠がギフトで贈られる事が多く、清楚で可愛らしい雰囲気を演出します。
また、真珠は身に着ける方の体系に合わせて選ぶ事も重要です。
ジュエリーネモトでは、以下のようなご案内をしております
■7.0-7.5mmのパールネックレス:
普段使いや冠婚葬祭にもおすすめ、成人のお祝いに、首の細い方に、キチンと感を出したいお出かけファッションに
■7.5-8.0mmのパールネックレス:
定番サイズ、冠婚葬祭の必需品、バランスよく着けられて清楚さを前面に引き出す
■8.0-8.5mmのパールネックレス:
存在感があってエレガントな雰囲気、代々受け継いでゆくパールジュエリー、女度の上がるミセスになったら真珠もワンランク上へ
■8.5-9.0mmのパールネックレス:
大人の余裕を楽しむサイズ、頑張った自分へのご褒美に、気品を感じるボリューム感